Blogビアパラ準備室日記

ビアパラへ向けて、ブルワリーからの「今」を発信しております。

「地麦酒という日本のモノづくり」

2019ビアパラのページをご覧の皆様、こんにちは!
春一番が吹き、肌寒さが和らぎ始めましたね。
気温の上昇とともに外で飲むビールへの期待も高まりつつある今日この頃でございます。

さて、この写真に写る粒達は何でしょう?
これは、ビールづくりに欠かせない「麦芽」です。麦の種子を発芽させ、乾燥、そして乾燥した根を取り除いたものです。ビール消費大国といわれている日本は1960年ごろ、国内産の麦芽自給率は100%でしたが、現在の自給率は1割に満たず、その技術を有する工場も数が少ないのが現状で原料の大半を輸入に頼っています。

そんな中、岡山で麦芽を作り岡山100%の地麦酒を作る取り組みが始まり、ついに昨年春にその麦芽工場が倉敷市真備町に誕生し、「岡山マインドこころ」が運営を始めます。そして念願であった岡山県で麦を栽培し、岡山県で麦芽になり麦酒を仕込むという目標が達成され、岡山から始まる日本のモノづくりに光が差し込んだ瞬間、全国に広がる醸造家の仲間たちが歓喜しました。

しかし喜びもつかの間、昨年の西日本豪雨の猛威が直撃した真備町の工場は全壊。工場に保管されていた岡山の麦や麦芽たちも運命を共にしました。 工場を失い、豪雨災害後に途絶えることになってしまった岡山マインドこころの麦芽製造ですが、地元真備のため岡山のモノづくりを途絶えさせてはいけないという気持ちで前を向き続けた結果、全国から支援が集まり、工場再開の可能性が見えてきました。地元に生活があり、人のつながりがあったからこそ諦めなかった麦芽事業。そこに私たちは改めて日本のモノづくりのあるべき姿と再会し、そして、真備町の地域の持つ力を知るのでした。

今回倉敷初のビアフェスとなる 2019 ビアパラのテーマは 「集まろう♪真備人―まびと―」 真備にゆかりのある人はもちろん「真備人」、離島や県外など遠くに住んでいて真備を応援する人も「真備人」。ビアパラに来てその瞬間に共感を抱いてくださる方も「真備人」。色んな「真備人」が集い、繋がることができればと思います。心行くまで乾杯しましょう。皆様のご来場をお待ちしております

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

  • 関連記事はございません。